毎日のように使っている枕は、使用頻度が高いために内部の素材が圧縮されてしまい、購入から数年ほどで枕がへたる可能性があります。
同じ枕を長く使い続けたいのなら、内部の素材を定期的に補充するといった対策が重要です。
羽毛やポリフォームなどの素材が使われている枕は、中身を補充することで手触りが柔らかくなります。
湿気によって枕がへたる可能性もあるので、定期的に天日干しをして内部まで乾燥させるのも効果的です。
洗濯できる素材で作られている枕の場合は、中の汚れを落とすことで劣化を防げます。
高さや硬度が合わない枕を使い続けていると、首に負担をかけるだけではなく、枕がへたる原因にもなるので注意して使うことをおすすめします。
体温が上がって汗をかきやすい夏場は、枕が特にへたることが多い季節だと言われており、他の季節よりも頻繁に枕を天日干しするのが理想的です。
汗を吸い込んだ生地を放置していると中身の素材がへたってしまい、ダニが増殖するリスクもあるので注意してください。
枕は手入れの方法を間違えなければ、へたる心配をせずに長く使い続けられて、柔らかい素材によって首や頭を守れます。
手触りが短期間で硬くなってしまう枕は、素材が悪いと思い込まずに扱い方を変えてみてください。